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LIFESTYLE BLAND FOR ALL GENDER-IDENTITY AND BODY-TYPE.
OPTは、心と身体をもつ全ての人のためのライフスタイルブランドです。心と身体をもつすべての人たちが、スポーツを通して得られるライフスタイルや感情や言葉や関係性を表現し続けています。
SPORTS ARE FOR EVERYONE.
仲間のナイスプレーに心を動かされた瞬間、ボールがゴールに吸い込まれていく瞬間、勝利のホイッスルを聞いた瞬間。
ハグをして、ハイタッチをして、もみくちゃになりながら仲間とお互いをたたえあうあの感情を、ピッチの上から社会へと接続し拡げることができたら。
世の中は「普通はこうあるべき」で溢れている。「男性はこうあるべき」「女性はこうあるべき」といった性別に関するものから、「日本人はこうあるべき」「社会人はこうあるべき」「子供はこうあるべき」など人種・職業・年齢に関わるものまで。わたしたちは、無意識にだれが決めたのかも分からない「普通」を軸に、ものごとをジャッジしジャッジされている。ひどく、窮屈だ。
スポーツにはパワーがある。スポーツは、世の中の「普通はこうあるべき」を揺れ動かすポテンシャルを持っている。オリンピックから女性が排除されていたころ、男性ばかりのランナーのなか、周囲を振り切って走り続けた女子選手の姿はいったいどれだけの人の心を動かしただろう2018年女子W杯決勝、賃金格差に声をあげて闘った女子サッカーアメリカ代表の姿に、どれだけの人たちが「わたしたちはよりよい場所へいける」と奮い立っただろう。
ダイバーシティ&インクルージョン , ジェンダー平等。文字面だけあげておけば良いことをしているように見える言葉たちを国や企業が唱え続ける日本社会。
結局、多様性はオリンピックを盛り上げるための言葉として消費され、ジェンダーギャップは先進国内では最下位の116位。
スポーツだから、わたしたちだからできることを、ひとつずつ積み重ねることで、何かが変わるのだとしたら。
わたしたちは、スポーツにおいては「普通はこうあるべき」など存在しない事実を、ありのままの姿であって初めてパワーを発揮できることを知っている。
わたしたちは、ありのままの姿を肯定しあう関係の居心地の良さを、その関係がちかくにあること自体が何よりもパワーになることを知っている。
「普通はこうあるべき」がどこにいっても付きまとう社会において、スポーツの文脈においては「普通はこうあるべき」のない世界の居心地の良さを知っているわたしたちは、実はとても最高で最強な存在なのかもしれない。
仲間のナイスプレーに心を動かされた瞬間、ボールがゴールに吸い込まれていく瞬間、勝利のホイッスルを聞いた瞬間。
ハグをして、ハイタッチをして、もみくちゃになりながら仲間とお互いをたたえあうあの感情を、わたしたちならピッチの上から社会へと拡げていけるはず。
スポーツは、心と身体をもつすべての人のために開かれ続ける。「普通はこうあるべき」に窮屈な想いをしてきた人たちを、よりよい場所へと連れていけると信じて。