生理×スポーツ×熱中症 〜夏の運動で気をつけたいこと〜


はじめに

夏は部活や合宿などで運動量が増える季節。気温や湿度が高くなるこの時期、屋外だけでなく、体育館や室内でも熱中症のリスクは高まります。

特に生理中は、体のコンディションがいつもと違うため、熱中症への備えもより重要になります。この記事では「生理中に熱中症になりやすい理由」と「安全に運動を続けるための工夫」をわかりやすく紹介します。

 

生理中はなぜ熱中症リスクが高まるの?

体温が上がりやすい

生理前はホルモンの影響で体温が高めに。夏の暑さと重なり、体に熱がこもりやすくなります。

水分・ミネラル不足になりやすい

出血に加え、運動で大量の汗をかくことで、体内バランスが崩れ、脱水や熱中症の危険が高まります。


 

生理痛?熱中症?見分けにくい症状も

「だるさ」「吐き気」「頭痛」など、生理痛と熱中症は似た症状があります。「今日は生理が重いだけ」と思って無理をすると、実は熱中症だったというケースも。体調に違和感があれば、迷わず休むことが大切です。

また生理痛のときは「お腹を温めると楽になる」と聞いたことがあるかもしれません。ただし、熱中症の場合は反対に、まずは体を冷やすことが何より大切です。もし暑い中で体調が悪くなったとき、「温めるべきか、冷やすべきか」と迷ったら、まず涼しい場所に移動して身体を冷やしましょう。そのうえで、生理痛へのケアを考えると安心です。

 

生理中の運動を安全に続ける5つのポイント

生理中でも安心して運動に取り組むためには、ちょっとした工夫や意識が大切です。ここでは、日々の練習や試合の場面で実践しやすいポイントを5つ紹介します。

  • 水分・塩分をこまめに補給
    のどが渇く前に、スポーツドリンクなどで補給を

  • 体調に合わせて無理しない
    しんどい日は思い切って休むことも大切。信頼できる大人や仲間に相談を

  • 冷却グッズを常備する
    クールリングや冷感タオルを持ち歩くだけで安心

  • 生理周期や体調を記録する
    自分の傾向を知ることで、早めの対応がしやすくなります

  • 体調を共有できる人を決める
    「我慢しない」環境づくりが、パフォーマンスを支えます

 

保護者・指導者のサポートがカギ

本人の工夫だけではなく、まわりの大人の理解とサポートも、スポーツを頑張る皆さんの安全を守るうえで欠かせません。特に保護者や指導者ができる配慮についても触れておきましょう。

  • 話しやすい空気をつくる
    「体調が悪い」と言える雰囲気があるだけで、学生の安心感は大きく変わります

  • いざという時の備えを
    水分・保冷剤の準備や急な体調変化の場合の対応フローの共有を。緊急時に落ち着いて対応できます

 

無理せず力を出せる状態を整えることが大切です

夏の運動は、それだけで体に負担がかかります。
生理中は特に、快適さや安心感が大きな支えになります。

実際に、OPTの吸収型ボクサーパンツを使った学生やアスリートからは、

「ナプキンがズレないか気にせず動けるようになった」
「ムレやモレの不安が減って集中できた」
「洗って何度も使えるので、合宿にも便利だった」

といった声も届いています。

無理に我慢せず、こうした工夫を取り入れることで、生理時もパフォーマンスを維持して好きなスポーツに打ち込むことができます。

 

さいごに

生理中の運動には、見えづらいリスクが隠れています。でも、知って備えるだけで安全性は大きく変わります。「無理をしない」「早めに気づく」こと。それが、自分の体を守る第一歩です。OPTも、そんな一歩を踏み出す皆さんをそっと応援しています。


 

記事監修

砂本沙織:OPTメディカルアドバイザー/薬剤師・スポーツファーマシスト



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